WooCommerceとWordPressでライセンス認証サーバーを構築
この記事の内容は・・・
■はじめに
今回は全てのベースとなる「WooCommerceとWordPressでライセンス認証サーバー」を構築します。まずはローカルにサーバを準備して、リモートに移す方法となります。この内容に興味のある方は、ある程度いろいろとでき事と思いますので説明は雑です。自分用の覚え書きみたいなもの。
参考にさせて頂くさいとはこちらです。
WooCommerce でライセンスキーを発効し販売 – WordPress Memo
https://blog.riverforest-wp.info/slm-for-woocommerce/
こちらのサイトに書かれている内容を再現するだけです。なのでスクショはほぼ無いです。
■MAMPを入れよう
ローカル環境のサクッと作る方法はいろいろあれども、今回はMAMPを使用します。
https://www.mamp.info/en/mac/
のFree Downloadよりパッケージをダウンロードしインストールします。
■MySQLの初期設定
MAMPのサーバーを起動してphpmyadminを開きましょう。
WordPressを入れる前に利用するデータベースを2つほど作っておきます。
wp_licsv
wp_test
とでもしましょうか。
■WordPressのインストールと設定
■WordPressのインストール
今回構築するのは、「何も弄らない状態」のライセンス販売・認証サービスの部分です。
レンタルサーバとうをご利用の方は、簡単インストールなどでDBの作成からWPのインストールまで一発ですよね。私も楽なのでよく使っています。今回は、素で入れます。
WordPress公式(日本語)
から最新のパッケージを入手して、解凍します。
解凍後の中身をMAMPの公開用フォルダに入れることになります。
MACの場合、場所は「アプリケーション」フォルダの中の「MAMP」フォルダの中の「htdocs」です。
ライセンスサーバ用のサブフォルダに入れましょうか。「licsv」としましょ。
■必要なプラグインの導入
- WooCommerce
https://wordpress.org/plugins/woocommerce/ - Software License Manager
https://wordpress.org/plugins/software-license-manager/ - Software License Manager for WooCommerce
https://wordpress.org/plugins/software-license-manager-for-woocommerce/ - Software License Manager Client
https://wordpress.org/plugins/software-license-manager-client/
以上のプラグインをひたすら導入して有効化します。
■テーマの導入・・・!?
WooCommerce対応のテーマを導入しておきましょう。個人的には最近、Lightningにお世話になりっぱなしです(・∀・)。
■WooCommnerceの設定
テスト購入用の決済処理を有効化しておくことをお忘れ無く。
■Software License Managerの設定
ここでは、「ライセンスを作成するためのシークレットキー」と「ライセンスを検証するためのシークレットキー」が設定されていることを確認します。動作確認で、実運用しなければ初期値のままでもかまいません。
■Software License Manager for WooCommerce を設定
つづいて、連携するための部分です。このツールは「設定」の中に入っています。
「License Server URL」と「ライセンスを作成するためのシークレットキー」を設定しましょう。
License Server URLは、今回MAMPのローカル環境を使用する場合、「https://localhost:8888/licsv/」となります。
「ライセンスを作成するためのシークレットキー」は「Software License Managerの設定」の値を入れます。
■商品の登録
この辺までは特に問題なくこれるはずです。
細かい設定は後にして、商品を登録することができます。
バーチャルにすると配送処理が無くなります。あとは「ライセンスキー付与」などのカスタムフィールドが3つ増えていることがわかりリます。チェックするべきは
- バーチャル → チェックを入れる
- ライセンスキー付与 → チェックを入れる
- 最大許可ドメイン数 → 有効な認証数
- 有効期日 → アクティベートするまでの有効日数
となります。
■動作を確認しよう!
ここまでできたら、動作を確認します。テーマの設定(商品ページやマイページ)が必要な場合もありますが、一応動作確認できる程度に動けば良いんですよ。
■商品を買ってみよう
商品ページから登録した商品を購入しましょう。WooCommerceの設定により、ログインが必要だったり必要でなかったりしますが、頑張りましょう。
■ライセンスキーを確認しよう
買えましたか? 購入完了画面にライセンスキーが表示されているはずです。また、メールにもあるそうですが、MAMPで各種設定をしない場合はメール飛ばないかも。
あとはユーザーの注文確認画面、管理者の確認画面、Software License Managerの管理画面からそれぞれ確認できるはずです。
■ライセンスキーを有効化しよう
先ほど入れた「Software License Manager Client」を使い、有効化確認の準備をしましょう。
必要な設定をして、ショートコードを取得します。そのショートコードを適当なページに埋め込みます。
あとは、発行されたライセンスキーを入れて「有効化」してみます。
■ライセンスキーを有効化の確認をしよう
ライセンスサーバのSoftware License Managerの管理画面でライセンスが「Pending」から「Active」になっていることが確認できれば正常アクティベートされたことがわかります。
■まとめ
以上のように、非常に簡単にライセンス販売とライセンス認証サーバーを構築することが可能でした。
個人的には「サブスクリプション型」のライセンス・サービスの提供と、有効性確認の処理のできるライセンス販売・認証サーバーを作りたかったので、ここからあと数段することが増えました。
次回、「WordPressパッケージ(SIS統合文書照会サービス)に組み込み」です。
モナゲ(tipmona)ってなに?
そもそもMonacoinってなに?
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