「リテラシー」カテゴリーアーカイブ

大人のリテラシー

我々大人に「情報リテラシー」「メディア・リテラシー」「ICT・リテラシー」の全てが備わっているかというと、そうでもない現実があります。

かく言う私も、全てに精通し、最新の動向を捉えられているわけではありませんし、失敗もします。失敗したら次を起こさないように学ぶことが大切だと痛感しています。

この「大人」のリテラシーの不足が、会社組織や家庭、学校教育にも影響を与えています。彼らは物事を決定する立場にあったり、実行する立場にあるからです。

システム開発の世界ではよく言われますが「自分の能力以上のシステムは作れない」というように、「自分の能力以上のリテラシー教育」はできません。また、適切な利用を指導することも当然できません。

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教育とリテラシーのギャップ

技術やマーケットの動向は非常に早いものです。次から次へと新サービスが生み出され、世に出てきます。あとを後追いで、規約や法制度が整備されたり、問題が発生してきたりしているのが現状です。

小学生でもパソコンを使いこなす現状で問題になっているのは、教育の場面です。指導員辞退のレベルの底上げも必要ですし、場面場面に応じた適切なリテラシーの教授や提案も必要になります。また、過程での利用においても、保護者のリテラシー不足による過剰な制限や放任による問題も発生します。

社会全般で発生している問題にアンテナを張り巡らせるのは、正直しんどいことかも知れません。こういったところをカバーするのが専門家です。彼らの指導や助言などを取り入れる機会を増やしてみるのも良いでしょう。

子どもに交通事故に遭わないように教育していると思いますが、同じ事です。

この教育現場と、保護者などの家庭の現場、そして利用する場。こられを理解して適切な教育水準や危険を避ける方法を指導員や保護者が持つことが大切です。

■どのように対処していくか

1.現状分析

それには、まず「話し合い」や「現状の確認」という地味な作業から取りかかることが必要です。思っていたより、子どもの利用が進んでいる場合や、悪質なサイトにアクセスして心理的負担を持っている場合もあります。また、悪気無く親のクレジットカードの利用に至るケースもあります。

 

2.社会環境変化の動向の分析

子ども達や、我々が置かれている環境がどう変化しているのか分析します。たとえば、モバイルゲームサイトが流行っており、基本的に無料だがオプションを使うためにはお金が必要なサービスが提供されている…とか、ソーシャルネットワークによる事実・虚実に翻弄されている…なども含みます。

 

3.ギャップの分析と指導案の作成

思っていたより進んでいる場合、危険回避の指導やアクセス制限など適切な手段を用いる必要があります。社会環境の変化に応じて、どのようなことを指導すべきかを検討します。
リテラシーについて善し悪しを挙げ、課題を研究する討論の場を入れるかどうかも重要なところです。「メール文面で不快になった経験があるか?」にたいして「どうしてそう感じたのか?」とい基本的なところも重要です。

 

4.実際の指導

コンピュータを使う指導もありますが、アンプラグド(電子機器を使わない)・リテラシー教育も十分に可能です。危険例や指示内容をプロジェクターに投影するだけで、あとは模造紙にそれぞれ意見をまとめていく方法も可能です。
反応を見ながら、教育内容を変化されることは大事となります。

 

5.フォローアップとモニタリング

実際に指導した後、利用状況の変化や有害サイトへのアクセスや対応などが行われているか、個人間で問題が発生していないかなど、モニタリングやフォローアップが必要になります。
このプロセスまでこなせると、「1」に戻り新しい指導へ進んでいくことになります。

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ICT・リテラシー

一般にICT リテラシー/ コンピューター・リテラシー「 コンピュータやネットワークを活用し、自己の目的を達成する力」といいます。具体的に「パソコンを使って目的を達成する能力」といったほうが解りやすいかも知れません。

学校教育などでは、パソコンを使い文書の作成や表計算、プレゼンテーション、ホームページ作成などを教えるケースが多いと思います。これらは、コンピューター・リテラシーを指します。

ただ、テクニックだけではなく、情報リテラシーやメディア・リテラシーを踏まえた上で活用することが望ましいと言えます。

コンピューター・リテラシーだけだと、交通ルールを知らずに車の運転の仕方を覚えるようなものです。背景には、その危険性や交通ルール、利用場面における特性などを理解することがとても大事になってきます。

パソコンが使えると言っても、ワープロソフトが使えるのか、表計算ソフトなのか、プレゼンテーションソフトなのか、データベースソフトなのか、プログラムが組めるのか…いろいろとあります。

また、ワープロが使えるからと言って、読みやすい文章を作れる能力があるかどうかは別の話です。一般に「使える」と表現する場合は、「相手が求める内容に適切に答えられる能力を有する」と意味を含みます。

これは、単にソフトの使い方を教えるだけでなく、活用する上での重要なポイントとなりますので、忘れないようにすることが大事です。

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メディア・リテラシー

メディア・リテラシー(英: media literacy)とは、情報メディアを主体的に読み解いて必要な情報を引き出し、その真偽を見抜き、活用する能力のこと。「情報を評価・識別する能力」とも言える。ただし「情報を処理する能力」や「情報を発信する能力」をメディア・リテラシーと呼んでいる場合もある。(by wikipedia 2011.08.26)

これも注意すべき点は「電子媒体に限らない」というところです。口コミだって立派なメディアの一つですし、新聞や雑誌、フリーペーパーもメディアの一つです。

メディア・リテラシーにおいては、情報の発信と受信に大きく別れます。受信においては、メディアとその背景・特質性やバイアス、意図というものを理解する能力も必要ですか、メディアの選別も必要となります。

発信においては、どのような情報をどのような場面で、どのようなメディアを通じて、どのような人々に伝えるかを考える必要があります。インターネットにより、個人もメディアとしてのソーシャルメディアとしてblog、Twitter、メールマガジン等の活用や、旧来からのWebサイトの活用があり、状況に応じて使い分ける時代になっています。

当然受信においても気を付ける必要があります。インターネットとメディアの性質の変化により、情報の伝搬性は上がり、記録性も向上しました。間違った情報も一気に広がり記録されることが多くなってきました。そして訂正することが難しいという課題もあります。

事実と虚実が交差するインターネットにおいて、情報源を精査し、自己の責任で判断する上で「メディア・リテラシー」の重要性は高まっているといえるのでないでしょうか。

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情報リテラシー

私は情報リテラシーを定義すると「情報にアクセス、精査し、社会的、文化的、そして哲学的な状況・影響を知ることができる能力」と表現します。メディア・リテラシーとも繋がる点がありますが、メディアと言うよりも、ここでは「情報」に着目したものを「情報リテラシー」とします。

ここで注意したいのは「電子媒体だけにとどまらない」ということです。伝聞や紙や伝聞からの情報なども含まれます。これらの真偽や影響を踏まえ、自己にどのような影響やメリットがあるのか、活用することでどのような利益が得られるのかを考える能力となります。

インターネットではその性質から、情報があっという間に拡散してしまう伝搬性の向上が挙げられます。また、各種個人の記録媒体であるブログやメールマガジン、ツイッターなどで記録が残るという点があります。間違った情報も記録として残され続ける可能性も多分に存在します。

このような目的や課題に対して、適切に情報を取り扱う能力が必要とされています。

情報の信頼性判断と目的達成のプロセスは次に挙げるステップがあります。

  1. 目的となる情報を集める手段を選択できる
  2. 情報に意味や価値があるか確認する
  3. ニュースソース(情報の出所)を確認する
  4. ニュースソースに信頼性があるか確認する
  5. 情報に信頼性があるか判断する
  6. 自己の目的を達成するように利用する
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そもそもリテラシーって何?

リテラシー(英: literacy)は、「言語により読み書きできる能力」を指す言葉で、元来「識字」と日本語訳されてきた言葉である。(by wikipedia 2011.08.26)

というように、活字の認識と表現に関する能力のことを言います。時代の変化により、多彩な意味や修飾語を伴うよりになってきましたが、変わらない部分は上記の通りです。ITや情報社会においては、メディア・リテラシー(Media literacy)、コンピューター・リテラシー(Computer (Digital) literacy)、情報リテラシー(Information literacy)などがありそれぞれ意味が異なるため、理解と区別が必要です。

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特集:リテラシー

特集リテラシー 階層図 パソコンやスマートフォン、インターネットなどを使う上で欠かせなくなった「リテラシー」という言葉。言葉自体は昔から存在していますが、「情報リテラシー」や「メディア・リテラシー」など、新しい概念が取り込まれ、用語に多様性が生まれてきました。

ここでは、それぞれの意味を考えながら、混在する課題について考えていきたいと思います。

  1. そもそもリテラシーって何? (2011.09.11)
  2. 情報リテラシー(2011.09.18)
  3. メディア・リテラシー (2011.09.26)
  4. ICT・リテラシー (2011.10.02)
  5. 教育とリテラシーのギャップ (2011.10.09)
  6. 大人のリテラシー (2011.10.17)

詳細及び冊子については、パートナーの皆様向けに提供しております。

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