FreePBXで遊ぶ(前置き)。
2021.03.07現在の内容です。
前置きです。この後にRaspberry Pi 4 での構築日記が始まりますが、その前の備忘記録です(;^ω^)。
この記事の内容は・・・
FreePBX on Docker on Synology NASの件。
実はこの方法は、プロトコルがIAX2でないと上手くいきませんでした。sshで中に入っていろいろと数値を変えたのですが、31秒くらいで切れてしまいます。rportのタイムアウトだの、osのudpタイムアウトだの変えましたが、変わらずでした。もし、おわかりの方がいらっしゃったらお教え頂けると幸いです。どうも、NATかF/W関係というところまではわかっているのですが、Synology NASの何処の設定に影響されるのか、Docker設定がどこかを見つける暇がありませんでした(ちな、DSM 7 Betaでしました)。
むしろ、IAX2のみだとかなり簡単に使えるようになります。
その1 イメージの取得
Dockerアプリを開き、イメージを取ってくる。使ったイメージは・・・tiredofit/freepbx https://registry.hub.docker.com/r/tiredofit/freepbx/ です。
その2 コンテナの生成
コンテナを作成する。ダブルクリックだけでほぼ自動で出来ますね。
ポート設定も忘れずに。出来れば固定しよう。外部から接続させる場合、ルーターのポート設定も必要ですが、セキュリティリスクもありますから慎重に(・∀・)。

その3 コンテナ内での設定
コンテナ内の設定。次のコマンドを叩かないと上手くいかない。
管理ページにアクセスできないので・・・
service apache2 start
pm2が入っていないっぽいので・・・
npm install pm2
その4 FreePBXの起動
ブラウザからアクセスしてひたすら設定する。
まずは管理者ID/PWD
その後にadmin> モジュール管理で必要なものをひたすら入れる。
その5 全般設定SIP/IAX
ほとんど弄らずに使えるようになりますが、fusion IP-Phoneなどはいくつか設定を見直す必要があります。
その6 内線を作る
内線からIAX2を作る。SIPは30秒で切れるのでテスト用のSIPは1こだけにした。
その7 trunks / Out /In
外線の発着信をするために設定します。世間様の情報で十分。
その8 SMTPサーバの設定をしておく
PBXからメールを送信するためにSMTPサーバを設定しておきます。ボイスメールのデータ送信などに使います。
デーモンの起動しないSMTPクライアントの msmtp を試す(sSMTP乗り換え) – matoken’s meme https://matoken.org/blog/2018/09/18/try-msmtp-of-smtp-client-which-does-not-start-daemon-ssmtp-transfer/
その9 留守番電話(ボイスメール)
トラブルシューティング
動作しない場合で、VoiceMail Extention / Application が無い場合は、Asterisk モジュールが有効になっていないので、有効化すること。
もし、
- res_mwi_external.so
- res_mwi_external_ami.so
が有効になっていたら外す。app_voicemail.so を読み込むようにしてから「再起動」する。
参考
RasPBXの導入(概要と準備) – Qiita https://qiita.com/katsumin/items/22b13f780a37235d0b18
Downloads | Asterisk for Raspberry Pi http://www.raspberry-asterisk.org/downloads/

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