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 エンジニアのたしなみ、グラス片手にサーバ構築ですよ(・∀・)。

さて、昨日はボジョレー・ヌーボー解禁日でしたね。

というわけで、

IMG_20151119_154940

 今宵は、ボジョレー・ヌーボーとカマンベールチーズと茎わかめ(三陸産)と共に

( ^_^)/□☆□\(^_^ )。

 

サーバのインストールが終了すると、いろいろと設定することになります。

cron jobの結果とか、ログイン失敗の重要なメールはrootに届きますが、それはいつも使っているメールアドレスで確認するのが楽かな・・・と思います。

というわけで、rootのメールの転送設定をしていきます。

転送はGMail経由、転送先アドレスは別のGMailアドレスにします。

1.Postfixの設定をしよう

まずはPostfixの設定ファイルを編集します。

# vi /etc/postfix/main.cf

の中に「relayhost」の項目があります。

relayhost = [smtp.gmail.com]:587

とします。[]は付けましょう。

続いて、最終行に次の項目を記載します。

smtp_sasl_auth_enable=yes
smtp_sasl_password_maps = hash:/etc/postfix/authinfo
smtp_sasl_security_options =
smtp_sasl_tls_security_options = noanonymous
smtp_sasl_mechanism_filter = login
 
smtp_tls_eccert_file =
smtp_tls_eckey_file =
smtp_use_tls = yes
smtp_enforce_tls = no
smtp_tls_CAfile = /etc/pki/tls/certs/ca-bundle.crt
smtpd_tls_received_header = yes
tls_random_source = dev:/dev/urandom

認証情報を作ります。

# vi /etc/postfix/authinfo

をコマンドプロンプトから叩き、送信元のGmailのユーザ名とパスワードを記述します(2行に見えますが1行に記述します)。

[smtp.gmail.com]:587 username@gmail.com:user_password

パスワードがそのまま保存されていますのでroot以外は読み書きできないように設定します。

# chmod 600 /etc/postfix/authinfo

ファイルをhash形式に変換します。

# postmap /etc/postfix/authinfo

これで/etc/postfix/authinfo.dbファイルが出来上がります。

Postfixの設定を反映させるために、再起動します。

# systemctl reload postfix

これでPostfixの設定が完了します。

2.rootのメール転送設定をしよう

では、rootのメール転送設定をします。

# sed –i  ’^root:/d’ etc/aliases
# echo”root: receive_user@gmail.com”>> /etc/aliases
# newaliases

これで完了します。receive_user@gmail.comは転送先アドレスになります。

 

3.GMailのセキュリティの設定をしよう

この設定のままでは現在(2015年11月1日)では送信できません。「セキュリティの低いクライアントからのアクセスはだめぽ」と怒られてしまいます。

したがって、これを許可するようにGMail側の設定を変えます。送信元アカウントでログインして「ログインとセキュリティhttps://myaccount.google.com/intro/security#connectedapps」を開きます。下の方に、「安全性の低いアプリの許可」というものがありますので「許可」に変更します。

キャプチャ

これで準備が完了します。

4.送信テストをしよう

最後に送信テストを行います。

# echo test|mail root

と入力してメールが転送されることを確認します。転送されない場合は、「/var/log/maillog」の情報をもとに設定を見直します。迷惑メールフォルダなども確認するようにしましょう。

 

【参考URI】

Monacoinを投げる
モナゲ(tipmona)ってなに?
そもそもMonacoinってなに?

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しげっち法師さんサーバ日誌CentOS7 エンジニアのたしなみ、グラス片手にサーバ構築ですよ(・∀・)。 さて、昨日はボジョレー・ヌーボー解禁日でしたね。 というわけで、  今宵は、ボジョレー・ヌーボーとカマンベールチーズと茎わかめ(三陸産)と共に ( ^_^)/□☆□\(^_^ )。   サーバのインストールが終了すると、いろいろと設定することになります。 cron jobの結果とか、ログイン失敗の重要なメールはrootに届きますが、それはいつも使っているメールアドレスで確認するのが楽かな・・・と思います。 というわけで、rootのメールの転送設定をしていきます。 転送はGMail経由、転送先アドレスは別のGMailアドレスにします。 1.Postfixの設定をしよう まずはPostfixの設定ファイルを編集します。 # vi /etc/postfix/main.cf の中に「relayhost」の項目があります。 relayhost = :587 とします。:587 username@gmail.com:user_password パスワードがそのまま保存されていますのでroot以外は読み書きできないように設定します。 # chmod 600 /etc/postfix/authinfo ファイルをhash形式に変換します。 # postmap /etc/postfix/authinfo これで/etc/postfix/authinfo.dbファイルが出来上がります。 Postfixの設定を反映させるために、再起動します。 # systemctl reload postfix これでPostfixの設定が完了します。 2.rootのメール転送設定をしよう では、rootのメール転送設定をします。 ...ICT、文房具、ライフハックをすべての人に。