目標の決め方・立て方
目標の立て方というのを実際学ばれた方も多いかと思いますが、一度おさらいをしておきたいと思います。
目標や計画には、なぜそれをするのかという「目的」があります。ビジョンもあります。これらを整理することがまず大切です。
目標といっても定義があいまいだと困りますので、その定義と構成要素を確認しておきたいと思います。
■目標の定義
私の目標の定義としては「成し遂げたいものや状態を明確化したもの」とします。
■目標の要素
- 明確化と数値化
時期、必要リソースの見積もり、達成レベル - 達成時期
- リソース
人、物、金、時間、情報 - 達成基準
- リスク管理と代替案
目標を達成するときに、不測の事態が発生した場合の対処、代替案。
これらを前提にお話ししていきたいと思います。
■なぜ
目標が決まると、「いつまでに達成する」のか、「達成基準」はどうなっているのかが明確になっている必要があります。ここで注意したいのはこの基準が妥当かどうかです。あいまいな表現ですが、個人的には必要十分である達成基準をお勧めしています。
■達成基準の判断
目標は数値化され、期日が決まります。つまり、両方満たされなければ成功とはいえません。最近は不確かなことも増えていますので、試行錯誤を繰り返すことを前提として考えたほうがよいと思います。
■見直しのプロセス
現在は、課題解決型の目的や目標が多々あると思います。
目標達成型は、その目標をいかに達成するかに重点が置かれます。
課題解決型は、正しい課題を解決することに重点が置かれます。この場合、課題が正しいかどうか、目標が正しいかどうかを判断する仕組みを入れておくことが大切です(ダブル・ループ学習)。
■SMARTな目標設定方法
そうはいっても、いざ目標を立てようとするとよくわからなくなることがあります。その時に「S.M.A.R.T」を確認することで負担を減らすことができます。
- Specific タイトルなど具体的であるか
「何をするか」は抽象的表現ではなく、具体的な表現や行動となるものにします。 - Measurable 測定可能なものであるか
「回数」や「点数」など測定できるものにします。
例えば「夏までに痩せる!」では抽象的ですし、測定できません。「ウエストを●cm減らす」「体重を●Kg減らす」というものにしましょう。 - Achievable 現実的に達成可能であるか
目標は高すぎると失望し、挫折感を味わうだけになります。低すぎる目標は成長を産まなくなります。低い目標を積み重ねることは大切ですが、その際は連続的に進める目標の道のりを用意します。 - Result-oriented 成果に基づいているか
達成したい「成果」や目的に沿っていることが大切です。 - Time-bound 期限が付いているか
目標に期限をつけること。つまり「締切」を設けることです。
■誓約と制約
目標を定めたものは自分に対して、だれかステークホルダーがいる場合は彼らに対しての「誓約」となり、自身に対しては「制約」となります。
■結局どうしていくか
目標を立てても、それは実践されなければこまります。まずは、実現可能な簡単なものを先に並べて取り組むことが大切です。
小さな成功体験を積み重ねることが、大きな目標を達成する一番の原動力になります!
WBSなどで細分化し、スケジュールを立てて進捗を管理する方法も良いかも知れません。

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